低気圧や前線の影響で、愛媛県内は雨が降り続いています。
雨は28日昼前までがピークとみられますが、気象台は夕方まで土砂災害に警戒を呼びかけています。

28日の県内は低気圧や前線に向かって温かく湿った空気が流れ込む影響で、大気の状態が不安定になっています。

四国中央市富郷で午前10時半までの1時間に27ミリの強い雨が降ったほか、降り始めから午前10時までに降った雨の量は石鎚山成就社で197.5ミリ、東温市上林で158ミリ、松山で147ミリなどとなっています。

気象台は県内の広い範囲に大雨警報を、松前町と愛南町に洪水警報を発表していて、夕方まで土砂災害などに警戒するよう呼びかけています。

この雨でJR四国は現在、予讃線の【松山~宇和島間の特急「宇和海」】と海回りの【伊予市駅~伊予大洲間】、予土線の【高知・窪川~宇和島間】を運休しています。

また県のまとめによりますと、今治市で住宅1棟が床下浸水したほか、宇和島市と今治市で小学校23校が臨時休業、また小中学校合わせて2校で自宅待機の措置がとられています。

気象台によりますと、29日午前6時までの24時間降水量は東予、中予、南予いずれも多いところで100ミリと予想されています。

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