16日午前0時半ごろ、山口県周南市の山陽道下り・徳山東インターチェンジ（IC）―徳山西IC間の富岡トンネル内で、少なくとも車両10台がからむ衝突事故があり、トラックに乗っていた男性1人が搬送先の病院で死亡した。トレーラーに乗っていた別の男性もけがをして病院に運ばれたが、命に別条はないという。
トンネルは2車線で、事故が起きたのは長さ約1・8キロの中央付近だった。事故発生と同時刻ごろ、現場から約200メートル離れた、下りの同じトンネル内で大型トラックの火災もあり、事故との関連を調べている。事故と火災の影響で、山陽道は午前10時現在、下りの熊毛IC―徳山西IC間、上りの徳山西IC―徳山東IC間で通行止めとなっている。【脇山隆俊】
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