北海道旭川市で2022年、夫婦を死傷させ殺人などの罪に問われている男の控訴審で、札幌高裁は懲役25年とした1審判決を支持し、男の控訴を棄却しました。
旭川市の無職・川口和人被告（58）は2022年、自宅を訪れた夫婦をナイフで刺し、夫を殺害し妻を殺害しようとした殺人などの罪に問われています。
当時夫婦は、娘がBB弾を川口被告の自宅に投げ込んだことをめぐり、事実確認で訪れていました。
1審で川口被告は懲役25年の実刑判決を言い渡されその後、控訴していました。
5月28日の控訴審の判決で、札幌高裁の成川洋司裁判長は、「反省状況は1審と変化がみられるが、量刑に及ぼす影響は限定的」として、懲役25年とした1審判決を支持し控訴を棄却しました。
4月の初公判で川口被告は「大切な命を奪い申し訳ないことをした」と被害者や遺族に初めて謝罪していました。
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