逮捕された男が、保管庫の鍵が入る箱を複数回開けた記録が残っていたことがわかった。

製薬会社社員・竹林尚志容疑者(30)は、大阪公立大学の大学院に在籍していた2023年8月、学内で保管されていた毒物の青酸ソーダを盗んだ疑いが持たれている。

大学によると、約160人分の致死量に相当する量の青酸ソーダと青酸カリがなくなっていた。

毒物は鍵付きの保管庫で保管されていたが、2023年8月、竹林容疑者が鍵が入る箱を複数回開けた記録が残っていたという。

竹林容疑者は、「父親を殺す目的で盗んだが思いとどまってやめた。青酸カリなどは捨てた」などと供述している。

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