沖縄県内で水不足が懸念される中、先週から続く雨で本島内のダムの貯水率がおよそ3か月ぶりに6割まで回復しました。
沖縄県内では4月15日、各地で記録的な大雨となり、那覇市や伊是名村では4月の観測史上最多の雨量が記録されました。この雨で4月16日午前0時時点の本島内11のダムの貯水率は前日と比べて5.6ポイント増え61.1%となりました。
貯水率が6割を超えたのは2024年1月以来およそ3か月ぶりとなりましたが、依然として平年値と比べると13.5ポイント低い状態です。また、深刻な渇水状態にあった伊是名村ではメンナー山貯水池で22.8%、天城ダムでは34.3%と貯水率が改善しました。
一方、県企業局は依然として県内は水不足の状態にあるとして、引き続き節水を心がけるよう呼び掛けています。
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