小林製薬の「紅麹(べにこうじ)」サプリをめぐる問題で、原料を作っていた工場から、青カビが広範囲で見つかったことがわかった。

小林製薬の紅麹サプリをめぐっては、摂取した人に腎障害などの健康被害が相次ぎ、5人が死亡、283人が入院している。

紅麹の原料からは「プベルル酸」が検出され、厚労省が健康被害につながる可能性を示唆する中、29日、大阪市は、「プベルル酸」を生成する青カビが、大阪工場の天井など6カ所から見つかったと報告した。

大阪市の担当者「培養段階での混入が推定されます」

この青カビは、製造を引き継いだ和歌山工場でも確認され、さらに未知の化合物も2つ見つかっている。

国や市は、混入経路の特定などを急いでいる。

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