神戸の須磨海浜水族園が6月1日、神戸須磨シーワールドとしてリニューアルオープンするのを前に、現地に堀田キャスターが訪れています。
■関西で唯一「スマシー」でしか会うことができないシャチ
【堀田篤キャスター】「わたしがいる場所は、奥には須磨海岸が見える大変、気持ちのよいロケーション。時折、海風があたって本当に気持ちがいいです。そして、大きなプールと客席がたくさん並んでいます。6月1日にオープンする神戸須磨シーワールドの中にある、西日本ではここでしか会うことができない、“ある生き物”がいる場所です」
【堀田篤キャスター】「それでは、その生き物に登場いただきます!」
堀田キャスターの後ろに忍び寄る黒い影…大きなシャチが登場しました。
想像以上の水しぶきです。
【堀田篤キャスター】「ちょっとこんなに来るの!?すごい…西日本で唯一、シャチに会うことができる場所ということです。シャチの親子でお母さんのステラと、娘のランちゃんの2頭がいます。2頭の見分け方は、背びれに切り込みがあるのが、お母さんのステラということです。2頭による迫力のパフォーマンスだけではなく、なんと驚きの仕掛けがあります。この後紹介しますので、その前にこの神戸須磨シーワールドがどんなところなのか取材しました」
■抽選倍率657倍、入場料は「スマスイ」の3倍
6月1日のオープンにさきがけ、神戸須磨シーワールドで行われた内覧会。
(Q.きょうは何が楽しみで?)
【抽選に当たった神戸市民】「シャチとイルカショーです」
【抽選に当たった神戸市民】「すごくきれいになったので」
【抽選に当たった神戸市民】「中がどういうふうに変わっているか楽しみです」
抽選倍率“657倍”を勝ち抜いた、神戸市民500人が無料で招待されました。
「スマスイ」からリニューアルした「スマシー」のコンセプトは”つながる”。
魚を中心に展示されているアクアライブは、「川」から「海」へのつながりが表現されていて、それぞれの環境ごとに生き物の生態を見ることができます。
多くの人に愛された「スマスイ」のいきものたちが、約1年かけて「スマシー」にお引越し。
新しいスマシーは価格も大幅にリニューアルしました。
民営に変わったことで、入場料は大人で最大3700円と、スマスイの1300円の3倍近く。
■「スマシー」併設のホテルには日本初「イルカ」と触れ合えるプール 「非日常」を提供
「価格に見合う体験をしてもらおう」と、目玉のひとつにあげたのが「イルカ」です。
大迫力のイルカショーが行われます。
【子ども】「めちゃ楽しかった」
(大人:また来たい人~?)
【子どもたち】「はーい!」
さらに、見るだけではありません。
【堀田篤キャスター】「え?イルカ泳いでない?」
併設されているホテルでは、日本で初めてイルカと直接触れ合えるプールが設置されています。
堀田キャスターが体験させてもらうことになりました。
※小学5年以上など利用には条件があります。
※体験にはライフジャケットの着用が必要です。
【堀田篤キャスター】「うわー、こんなことできちゃう。すっごいツルツル!」
近くでジャンプも…
【堀田篤キャスター】「おお~!ありがとう~!」
さらに、イルカと一緒に泳げる夢のような体験もできるんです!
【堀田篤キャスター】「速い速い!」
(Q.初対面でもおとなしく…)
【担当者】「それはトレーナーが毎日、色んなトレーニングを積み重ねたことによって、お客さまが近くにきてもびっくりせず、体を触ってもいいよというトレーニングができたということになります」
ホテルの中もスマシーならではのこだわりがあります。
客室の広さを29平方メートル以上にするなど、インバウンドを見すえ、国際標準に合わせているのです。
1泊1人6万円からの最高級の部屋も…。
【堀田篤キャスター】「見てください、水槽があります。部屋でも水族館気分が味わえると!セレブですね」
ほかでは味わえない「非日常」を提供する「スマシー」。
年間200万人の来場を見込んでいて、今後の神戸の観光戦略にも大きく関わってくるのです。
大阪と京都で、コロナ以前よりインバウンドの宿泊客が増えているのに対し、兵庫だけが戻らず、数も“10分の1”以下。そこで神戸市は「スマシー」に大きな期待を寄せています。
【神戸市経済観光局観光MICE担当部長 出石直史さん】「200万人以上の方が神戸に訪れるので、(スマシーは)観光の核になると思っておりますし、昼はここで楽しんでいただいて、夜は市内の三宮とかで楽しんでいただいて、楽しんでいただくメニューを増やして、宿泊につなげていきたい」
はたして、スマシーは神戸の”観光の起爆剤”になるのか。
オープンは6月1日です。
■レストランではシャチと一緒に食事
【堀田篤キャスター】「シャチの親子がいたプールの下に来ています。 こちらレストラン『ブルーオーシャン』というところになります。中に入っていきますと…どんどん海の中に入っていくような、そんな雰囲気があります。すごくすてきな雰囲気です」
「こちらのレストランはビュッフェ形式のレストランになっておりまして、メニューは兵庫県産の食材などを使ったメニュー、約50種類が用意されるということです。ホテルのお食事のようなメニューが並ぶということで、おいしそうです」
「そして驚きの仕掛けがコチラ。水槽越しにシャチをすぐ隣で見ながらビュッフェを楽しむことができます。まさにシャチと一緒に過ごしている…そんな気分が味わえるわけです。すごくぜいたくな空間ですね」
「こちらの神戸須磨シーワールドは6月1日オープンですが、当初は混雑が予想されるので「事前予約」が必要となっています。ご注意いただきたいと思います」
(関西テレビ「newsランナー」2024年5月30日放送)
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