無登録でFX投資を仲介した罪に問われている会社役員ら4人の初公判が30日、福岡地裁で開かれ、4人は起訴内容を認めました。

金融商品取引法違反の罪に問われているのは、「スカイプレミアムインターナショナル」の幹部・水島忍被告(60)ら4人です。

起訴状などによりますと、4人は2019年から2021年にかけて、福岡県や広島県などの男女6人に無登録でFX投資の取引を仲介したとされています。

30日、福岡地裁で開かれた初公判で、4人は「間違いありません」と起訴内容を認めました。

検察は冒頭陳述で「スカイ社ではエージェントと呼ばれる勧誘員570人以上に顧客を獲得させ投資の契約を結ばせていた」「全国の約2万2000人から1220億円以上を集めた」「幹部は報酬として5億円~10億円、月平均で2000万円以上を受け取っていた」などと指摘しました。

一方、弁護側は「起訴内容に争いはない」と述べました。

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