関西電力の森社長は、国の「エネルギー基本計画」について、「原発の増設や建て替えの必要性を明記してほしい」と話しました。

国の中長期的なエネルギー政策の方向性を示す「エネルギー基本計画」は、およそ3年ごとに見直されていて、今月から見直しの議論が始まっています。

2021年に策定した現在の計画では「可能な限り原発依存度を低減する」としていますが、関西電力の森社長は原子力の積極的な利活用を盛り込むよう求めました。

【関西電力・森望社長】
「ハッキリと(原発の)新増設やリプレース(=建て替え)というものの必要性を明記するという方向性で、位置づけをより明確にしてほしい」

関西電力は今月、東日本大震災以降初めて原発7基すべてが同時に営業運転に入っています。

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