自身が経営していた写真館で成人式の前撮りにきた女性の着替えを盗撮した罪などに問われている男の裁判で、検察は懲役1年を求刑しました。

■成人式の前撮りなどに来た女性客の着替えを盗撮した罪

元写真館経営の土田達郎被告(41)は、2021年から去年にかけて京都市左京区の自身が経営していた写真館で成人式の前撮りやウェディングフォトを撮りに来た女性客7人の着替えを盗撮した罪などに問われています。

■靴下の中に隠した小型カメラ 更衣室に設置

警察によると、土田被告は靴下の中に隠した小型カメラをあらかじめ更衣室に設置して撮影したとみられています。

■「普段見えないものが見たい好奇心」

これまでの裁判で土田被告は起訴内容を認め、5月31日の被告人質問では弁護側から盗撮した動機について問われると「普段見えないものが見たい好奇心でやってしまった」と話しました。

■「バレなければ誰も傷つかないと思っていた」

また、盗撮を繰り返した理由については「誰にもバレなければ誰も傷つかないと思っていた」と説明しました。

検察側は「犯行は巧妙かつ手慣れたもので、自身の職業を悪用した犯行態様は極めて悪質」として懲役1年を求刑しました。

判決は来月19日に言い渡される予定です。

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