JR東日本水戸支社の一部部署向け社内報で、人身事故に遭遇した運転士が「歴史に残る記録を作った(笑)」などと語る記事を掲載していたことが31日、支社への取材で分かった。広報担当者は不適切だったと認め「再発防止のため社員教育と指導を徹底する」とコメントした。

水戸支社によると、社内報は、運転士や車掌など約200人が所属する土浦運輸区(茨城県土浦市)の社員向け。管内であった人身事故の運転士がインタビューを受け「(事故に遭遇した)最年少記録の気持ちは?」との質問に答えた。他にも率直な感想を聞かれ「やってもうた」と話していた。

社内報は20〜23日、社内関係者のみが閲覧できるウェブサイトに掲載していたが、土浦運輸区の管理者が不適切と判断し、この記事を修正。27日に社内報自体を削除した。〔共同〕

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。