埼玉・川口市でタクシー運転手が拳銃で撃たれた事件で、逮捕された68歳の男の自宅から実弾のようなものが見つかったことがわかった。
瀬川好一容疑者は29日、川口市でタクシー運転手の男性に後部座席から「金を出せ」と脅し、拳銃で腹部を撃った疑いで逮捕され、「金を奪おうと思ってはいなかったが、ピストルを撃ったことは間違いない」と供述している。
瀬川容疑者は犯行のあとに逃走し、一時、福島県の知人女性の家に潜伏していたが、31日午後に福島から新幹線でJR大宮駅に戻ったところ、ホームで身柄を確保された。
警察は現場近くにある瀬川容疑者の自宅を捜索していて、捜査関係者によると、実弾のようなもの1つを押収した。
瀬川容疑者は逮捕された際、拳銃を持っておらず「捨てた」と説明しているという。
瀬川容疑者について、暴力団との関係は確認されていないということで、警察は拳銃を探すとともに入手経路も調べている。
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