上空の寒気や低気圧の影響で、北日本と東日本は3日にかけて大気の状態が非常に不安定になる。気象庁は2日、局地的な激しい雨や、落雷、竜巻、ひょうに注意するよう呼びかけた。
気象庁によると、上空5500メートルに氷点下18度以下のこの時期としては強い寒気が入る。さらに低気圧が日本海を東北東に進む。これらに向かって暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が非常に不安定になる。
大気が不安定になると、積乱雲が発生、発達しやすい。気象庁は、真っ黒な雲が近づいてきたり、急に冷たい風が吹いてきたりするといった積乱雲が近づく兆しがある時は、建物の中に避難するなど、安全を確保するよう呼びかけている。〔共同〕
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