去年8月、玉名郡南関町にある障害者支援施設で、10代の男性入所者に集団で暴行した罪に問われた元職員の男3人に、熊本地裁は有罪判決を言い渡しました。

判決を受けたのは、南関町にある障害者支援施設『うすま苑』の元職員、大石 健二 被告(64)奥村 竜敏 被告(31)横尾 佳亮 被告(30)の3人です。

判決などによりますと3人は共謀して去年8月、施設内で10代の男性入所者に
プロレスの関節技をかけたり、ズボンを脱がすなどの暴行を集団で加えたものです。

熊本地裁の鈴木 和彦 裁判官は、「被告らは『じゃれあいの範囲内と思っていた』などと述べているが、今回の行為が度を越えていることは明白」と指摘。

一方で、「被害者への謝罪の弁を述べ、反省の態度を示している」などとして、3人に懲役10カ月、執行猶予3年の有罪判決を言い渡しました。

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