今年1月、江田島市の『陀峯山(だぼうざん)』で発生した大規模な山火事で、たき火の火を山に燃え移らせた疑いで県警は70代の男性を書類送検しました。

今年1月に発生した江田島市にある『陀峯山』の山火事は、ヘリや消防車、消防艇などが消火にあたり、火は発生から4日後に消し止められました。
この火事で山林240ヘクタール余りが焼けましたが、住宅などへの延焼はなくケガ人はいませんでした。

警察は、火事の原因を調べていましたが、70代の男性が市内の所有地で雑草などを燃やしていた際に、十分な注意を払わず誤って山に火を燃え移らせたとして森林法違反の疑いで広島地検呉支部に書類送検しました。
調べに対して男性は容疑を認めているということです。

江田島市消防本部は、林野火災が起きると森の緑を一瞬にして奪い、土砂崩れの防止機能も失われ、元に戻すには膨大な時間と多額の費用が必要だとして、火の取り扱いに十分注意するよう呼び掛けています。

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