福島県小野町の高齢者施設で起きた傷害致死事件の控訴審で、被告の元職員の弁護側は量刑不当を主張した。

小野町の冨澤伸一被告は、2022年10月勤務先の特別養護老人ホームで、入所していた高齢の女性に暴行を加えて死亡させた罪に問われている。
一審で冨澤被告は懲役8年の実刑を言い渡されたが、判決を不服として控訴していた。

仙台高等裁判所で控訴審の初公判が4月16日開かれ、冨澤被告の弁護側は事実に誤認があり、量刑は不当と主張。
一方、検察側は控訴の棄却を求めて結審した。

判決は5月16日に言い渡される。

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