大学生が大阪・ミナミのビルから転落死し、中学生らがいわゆる「美人局」をしたとみられる事件で、警察は、他にも同様の犯行を行ったとして、中学生らを児童相談所に送致しました。
ことし2月、大阪市中央区で男子大学生(当時22)がビルから転落し死亡しました。
大学生はいわゆる美人局の手口で脅迫されたとみられ、14歳の女子中学生が監禁致死の非行内容で家庭裁判所に送致、当時13歳の男子中学生が児童相談所に通告されました。
その後の捜査で、2人はことし1月にも同じ現場で会社員の男性(28)から美人局の手口で現金4000円を強盗した疑いも浮上しました。
被害に遭った男性は、「ビルの屋上で待つように言われた。すると少年がいて暴力を振るわれ、お金を奪われた」と話しています。
2人は当時13歳だったため、16日に児童相談所に送致されました。
さらに、2人は同様の手口で別の男子大学生(19)から現金4万8000円を恐喝した疑いでも検挙されました。
2人は強盗事件と恐喝事件について関与を認めているということです。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。