小学校低学年の女児にエアソフトガンを発射しけがをさせたとして、茨城県警は3日、母親で水戸市城東の無職、金田明日香容疑者(26)と、内縁の夫で無職、渡辺恭章容疑者(45)を傷害容疑で逮捕した。3年前にも虐待をうかがわせる情報があり、県警が詳しい経緯を調べている。
逮捕容疑は5月下旬に自宅で女児に、金田容疑者がエアソフトガンでプラスチック製の弾を発射し、渡辺容疑者と2人で顔や腹などを殴打。顔面打撲や、弾痕のような皮下出血などのけがを手足にさせたとしている。2人とも容疑を一部否認しているという。
県警によると、一家は3人暮らし。小学校の教師がけがに気づき、関係機関へ通報した。
県警は21年11月にも第三者から「女児がけがをしている」と情報提供を受け、虐待の疑いがあるとして児童相談所に通告。24年4月、両容疑者がけんかしていると110番があり、県警は子供の前で暴力を振るう「面前DV(ドメスティックバイオレンス)」の可能性があるとして再度、児相に通告していた。【西夏生】
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