岩手・盛岡市で目撃されたのは、尻尾の先から頭まで真っ白なリス。
体長約10cm、オスの二ホンリスで、生後2カ月半から3カ月とみられている。

公園でカラスに襲われて、けがをしているところを市民が発見。
その後、動物病院が保護・治療に当たっている。

保護してすぐは、息をするのも苦しそうな状態だったというが、4日は、大好物の栗をもぐもぐ。
ケージの中を動き回るなど元気な様子で、少しずつ回復しているという。

この白いリスは、色素が欠けている「アルビノ」の個体とみられ、獣医師によると、数万匹に一匹ではないかというほど珍しい存在。

生後間もなく保護されたため、外で生きるのが難しく、今後は園内で飼育する予定だという。

盛岡市動物公園 ZOOMO・滝本明佳獣医師は「せっかく当園で飼育する命なので、なるべく多くの人に見てもらって、そこから何か感じ取ってもらえればと思う」

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