生活保護を受給する重い障害のある女性が、自家用車の使用を制限した江別市に対し処分の取り消しなどを求めて提訴しましました。

 提訴したのは江別市に住む40代の女性で、筋ジストロフィーなどの重い障害などを理由に2019年から生活保護を受給しています。

 女性は障害がある20代の息子と2人暮らしで、受給当初は自家用車を持つことが許され制限されていませんでした。

 ところが2023年6月、江別市は女性に対し息子の通院以外で自家用車を使うことを認めず、運転の記録などを毎月報告するように求めました。


 市は守られない場合は生活保護の支給を取り消す可能性があると女性に説明しています。

 女性は車が使えないと日常生活に支障をきたす上、市の対応に法的な根拠がないとして処分の取り消しなどを求め市を提訴しました。

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