大分県剣道連盟に所属する女性が男性役員の威圧的な言動で精神的なストレスを受けたとして、連盟と役員に対し、損害賠償を求めている裁判が6日、大分地裁で始まりました。連盟側は訴えの棄却を求めました。

裁判を起こしたのは県剣道連盟の会員の60代の女性です

訴状によりますと、女性は2023年7月、大分市内のホテルで開かれた連盟関係の祝賀会で60代の男性役員に「頭をたたき割るぞ」や「土下座しろ」などと脅されたということです。

これらの言動は、男性役員が過去に推薦した役職を女性が辞退したためだとしています。女性は精神的なストレスで不眠などの症状が出たとして、連盟と役員に対し慰謝料など165万円の支払いを求めています。

こうした中、6日は大分地裁で第1回口頭弁論が開かれました。

連盟側は訴えの棄却を求めているということです。

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