高齢の妻を包丁で刺して殺害したとして殺人の罪に問われている男の初公判が6月7日、岡山地方裁判所で開かれ、男は、「私は妻を殺してはいません」と起訴内容を否認しました。
殺人の罪に問われているのは無職の大山徹被告(73)です。起訴状などによりますと大山被告は2022年12月31日の夜から翌日未明の間に自宅で妻の惠子さん(当時73)の胸を包丁で刺して殺害したとされています。
7日の初公判で大山被告は「私は妻を殺してはいません」と起訴内容を否認しました。
検察は冒頭陳述で、「自ら『女房を刺した』と119番通報したことなどから被告の殺害は明らかである」などと指摘。
一方弁護側は、「被害者は被告との生活に悩みを抱えていて、自ら死を選んだ可能性が高い。仮に被告の犯行だったとしても、アルコール使用障害で心神喪失の状態だった」などと無罪を主張しました。
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