7日から8日朝にかけて、長野県の北信地域でクマによる人身被害が2件相次ぎました。

8日午前4時半頃、高山村の路上で、村内に住む配達員の41歳の女性がクマに手首をかまれました。重傷のもようです。

女性は配達中で、クマは気づいたら背後にいたということです。

また7日午後4時半頃には、木島平村の山道でトレイルランニングの練習をしていた静岡県の48歳男性がクマに肩をかまれました。

クマは体長約90センチで、山林から突然出てきたということです。

いずれもクマの発見には至っておらず、警察が近隣住民に注意を呼びかけています。

県内では先月からクマの目撃情報が増え、今月に入ってから人身被害が2件相次ぎ県が「ツキノワグマ出没注意報」を発令。山に入る際は「音の出るものを携帯すること」などを呼びかけています。

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