東京・秋葉原で17人が死傷した無差別殺傷事件から6月8日で16年。現場には、祈りを捧げる人たちの姿があった。

2008年、秋葉原の歩行者天国に加藤智大元死刑囚がトラックで突っ込んだ後、通行人をナイフで刺すなどして7人を殺害し、10人に重軽傷を負わせた。

加藤元死刑囚の死刑は2022年に執行されていて、8日、事件から16年を迎えた。当時、現場近くにいた男性は「被害にあった人の気持ちを考えるとすごいやりきれない」と話す。また、毎年献花に訪れている男性は「風化はしてほしくないなというのと、こういう事件が(二度と)起きてほしくないなというのが一番」と訴えた。

現場となった交差点では、訪れた人たちが花や飲み物を供えるなどして犠牲者を悼んだ。

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