8日、九州南部が梅雨入りしたとみられると発表されました。

九州北部の梅雨入り発表は例年より遅れていますが、災害が発生しやすい梅雨や台風シーズンを前に、五島市で災害危険箇所の調査が行われました。

調査は、本格的な雨のシーズンを前に、長崎県や五島警察署などが災害が起きやすい場所を対象に毎年、行っています。

この日、担当者は住宅裏の斜面に亀裂などが確認された場所を見て回りました。

増田町では山肌が崩壊した場合、周辺の17戸が被災するおそれがあり、県は2025年度から対策工事を行うことにしています。

岐宿町の松山地区では集中豪雨などで土石流が発生し孤立集落となるおそれが
あるとして、砂防工事の進捗状況などを確認しました。

五島振興局 入口健治局長
「災害発生時に職員が迅速で的確に行動ができるように日頃から自分の緊急時の役割を確認をさせたい」

五島振興局の管内では1329カ所が災害危険箇所に指定されています。

担当者は「住民も日頃から避難場所などを確認するなど防災意識を高めてほしい」と話しています。

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