滋賀・大津市で保護司の男性が殺害された事件で、男性が死亡したとみられる日に、逮捕された男の姿が現場のインターホンのカメラに映っていたことが分かりました。

無職の飯塚紘平容疑者(35)は5月、大津市の新庄博志さん(60)の自宅で、新庄さんを刃物で複数回刺すなどして殺害した疑いが持たれています。

飯塚容疑者は、6年前の強盗事件で有罪判決を受けて保護観察中で、担当の保護司だった新庄さんは2024年4月以降、自宅で3回にわたり面談をしていました。

新庄さんが殺害されたとみられる5月24日も面談の予定があり、インターホンのカメラには飯塚容疑者が訪問する様子が映っていたということです。

新庄さんと同じ地区で活動する保護司は、「相手(保護観察中の人)がどんなことを考えているか分かりませんよね。そういうことが平気でできる人なら、怖いと思いますね。保護司に(支援を)任せきりはとても無理だと思う」と話しました。

飯塚容疑者は容疑を否認しています。

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