「つばさの党」代表らによる4月の衆議院補欠選挙における公職選挙法違反事件で、3人の選挙カーから執拗(しつよう)に追いかけられた立憲民主党の候補者が、5回以上進路変更を余儀なくされていたことが分かりました。

再逮捕された「つばさの党」の黒川敦彦容疑者(45)と根本良輔容疑者(29)ら3人は、4月の衆議院補欠選挙で、立憲民主党候補者の選挙カーを執拗に追い回したなどの疑いで、9日朝に送検されました。

捜査関係者によりますと、追いかけられた立憲民主党の選挙カーは振り切るために選挙活動を中断し、5回以上進路変更を余儀なくされていたことが分かりました。

立憲民主党への追跡行為は合わせて5回以上と特に集中していて、警視庁は選挙戦で優勢だった立憲民主党の候補を1番のターゲットに、執拗に妨害行為を加えたとみて調べています。

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