鹿児島市の認定こども園で、男の子の首を切りつけたとして保育士の女が逮捕された事件で、園の代理人弁護士は「2、3秒の出来事だった」などと、当時の状況を明らかにしました。

逮捕された保育士の笹山なつき容疑者(21)は、こども園で2歳の男の子の首を刃物のようなもので切りつけ、殺害しようとした疑いが持たれています。

園では、事件後初めて保護者への説明会が開かれました。

保護者は「何も信用できなくなる。こんなことがあったらダメです。もうこんな事件が起きないようにしてくれないと」と話しました。

こども園の代理人弁護士によりますと、説明会では園から保護者に謝罪があったということです。

園の代理人弁護士は、「たった2、3秒くらいの出来事。最初は事件か事故かわからなかった」と説明しています。

また、笹山容疑者が4月から担任を受け持つようになって、クラスで園児がけがをする事故が増えたということで、園は今後、調査委員会を立ち上げることにしています。

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