宮城県加美町で試験栽培されている「ワサビ」が6月中旬に初めて収穫できる見通しとなり、生産者に向けて研修会が開かれました。

加美町中新田では、県などが茎を収穫する「畑ワサビ」の試験栽培をおととしから進めています。ワサビの産地は静岡県や中国地方が有名ですが、温暖化により生産量はピーク時の4割にまで激減しています。
加美町は夏も比較的涼しく、ワサビは順調に成長し、6月19日に初収穫を予定しています。県は生産者を増やそうと研修会を開き、ワサビの栽培方法などについて、地元の農家に説明しました。

涌谷町の農家
「辛さが後からきます。辛いです」

今年はおよそ160トンの収穫を見込んでいます。

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