新型コロナワクチン接種のコールセンターの業務委託料をめぐり、9億円規模の過大請求をしたとして、男2人が逮捕された。

詐欺の疑いで逮捕された、「日本トータルテレマーケティング」の元社員・東幹雄容疑者(47)と三浦俊介容疑者(42)は、京都市から委託されていた新型コロナのワクチン接種のコールセンター業務に関して、勤務時間を水増しするなどして市から約2700万円をだまし取った疑いが持たれている。

この問題をめぐっては、外部の調査委員会が2021年2月から2023年3月までに「日本トータルテレマーケティング」が約8億9400万円を京都市に過大請求していたと認定していた。

東容疑者は「私が指示したり関与した覚えはない」と容疑を否認し、三浦容疑者は「私1人の指示でやったのではなく、東容疑者の指示で行いました」と話している。

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