千葉県富里市の市立小中学校全10校と幼稚園全2園で11日、地元のスイカが給食に登場した。子供たちは、歓声を上げながら甘いスイカにかぶりついた。
スイカの名産地であることに誇りを持ってもらおうと、「ワクワク! 富里すいか学校給食Day!」と銘打ち、2021年から実施。市は大玉のスイカ112玉を準備した。
今年から校庭でスイカの栽培を始めた根木名小学校では、給食の前に3年生25人がJA富里市の担当者から育てる上での注意点を聞いた。子供たちは「この後、給食で食べるスイカの種を持って帰って育ててもいいですか」などと質問した。
給食になると、笑顔でスイカに手を伸ばしていた。3年の杉田朔(さく)さん(8)は「スイカは大好きだから取っておいて最後に食べた。みんなにも富里の甘いスイカを食べてほしい」と話した。【合田月美】
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