今年2月、北九州市のJR小倉駅近くの駐車場で、男子大学生に暴行を加えてけがをさせた上、現金1000円を奪った疑いで、京都市の22歳の男が逮捕されました。

強盗致傷の疑いで逮捕されたのは、京都市右京区に住む、とび職の辰島郷也容疑者(22)です。

警察によりますと辰島容疑者は、今年2月15日の未明、北九州市小倉北区魚町の駐車場で、小倉北区内に住む18歳の男子大学生の腹を膝蹴りして地面に転倒させる暴行を加えた上で、現金1000円を奪った疑いです。

この大学生は、頭に全治2週間のけがをしました。

辰島容疑者は当時出張で北九州市に来ていて、事件の直前に現場近くのバーで、大学生とカラオケのじゃまをし合うなど、もめていたということです。

事件後、逃走した辰島容疑者の行方を小倉北警察署が追っていましたが、京都府警に別件で逮捕されていたことが分かり、今月12日に京都地検内で再逮捕されました。

調べに対し辰島容疑者は、「暴行を加えたことに間違いないが、現金は相手が差し出してきたのでもらった」などと、容疑を一部否認しているということです。

警察で、詳しい動機などを調べています。

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