国や沖縄県の勧告に基づく公務員の給与改定を巡り、那覇市などの一部自治体で非正規職員(会計年度任用職員)の増額分の支払いが給与計算システムの未整備などを理由に未払いになっている問題で、那覇市の知念覚市長は12日、未払い分の給与について7月か遅くとも8月には支給すると明らかにした。

 対象は、退職者を含めた全ての非正規職員で計1600人。

 14日の市議会6月定例会本会議に条例改正案と補正予算案を追加議案として上程し、議会の議決を経て、昨年4~12月分を支払う。

 12日に開かれた市議会の代表質問で清水磨男氏に答えた。(社会部・玉城日向子)

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