16日午後6時ごろ、広島市中区東千田町の53階建てマンションから中層階に住む女児(3)が転落し、搬送先の病院で死亡が確認された。広島県警広島中央署によると、居室のベランダに踏み台のようなものが置いてあり、誤って転落したとみられる。死因は重症胸部外傷だった。

同署によると、女児は当時は部屋に1人でいたといい、ベランダには高さ約135センチの柵があった。踏み台は普段、ベランダに置いておらず、女児が自ら持ち出した可能性がある。居室の台所の勝手口がわずかに開いており、そこからベランダに出たとみられる。

同日午後6時5分ごろ、通行人から「女児が地面に倒れている」と119番があった。女児はベランダ下の植え込みに倒れていた。〔共同〕

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