栃木県で夫婦の焼かれた遺体が見つかった事件で、夫婦は殺害される直前に睡眠薬を飲まされていたことがわかりました。

警視庁は14日にも、夫婦の娘の内縁の夫を殺人容疑で再逮捕する方針を固めました。

この事件は栃木県那須町で今年4月、飲食店経営者の宝島龍太郎さんと妻・幸子さんの遺体が見つかったもので、実行役の男ら4人が夫婦の首を絞めて殺害した疑いで再逮捕されています。

宝島さん夫婦は事件当日、品川区で店の「物件探し」を行った後、殺害現場である空き家に車で連れて行かれていますが、その際、夫婦は睡眠薬を飲まされていたことが新たにわかりました。

警視庁は、「物件探し」に同行していた宝島さん夫妻の娘の内縁の夫である関根誠端被告と不動産会社経営の前田亮被告(死体遺棄の罪などで起訴)を、14日にも殺人容疑で再逮捕する方針を固めたということです。

調べに対し2人は黙秘していますが、警視庁は、関根被告が殺害の首謀者とみて、動機を詳しく追及する方針です。

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