女子児童の腹に足の裏を押し当てる暴行を加えたとして、北海道教育委員会は6月13日付けで、空知管内の小学校に勤務する46歳の男性教師を戒告処分にしたと発表しました。

 道教委によりますと男性教師は2020年10月、スポーツ複合施設の体育館でバレーボールの少年団の指導中、女子児童の腹部に自身の右足裏を押し当てました。

 男性教師が複数の児童に向けて話をしていたところ、女子児童がよそ見をして話を聞いていないように見えたため、男性教師は注意を引き付けようと一旦話を中断。

 女子児童が「続きを話してください」などと言い教師に近づいたところを ”足で止めた” ということです。

 女子児童は足で押され1、2歩後退しましたが、ケガはありませんでした。

 道教委は6月16日付けでこの教師を戒告処分としました。

 教師が勤務する空知管内の市町村の教育委員会は当時この事案について、少年団の指導中であり学校管理下ではないため懲戒の対象には当たらないとしていたため、報告書作成に時間がかかり、約4年後の処分発表となりました。

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