投資目的の振り込みなどで訪れた客に声をかけ、詐欺の被害を防いだとしてコンビニエンスストアの店長と郵便局の局長に鳥栖警察署から感謝状が贈られました。

感謝状が贈られたのはファミリーマート基山宮浦店の店長野元要さん65歳と鳥栖麓郵便局の局長佐川浩史さん42歳の2人です。
野元さんは店を訪れた80代の男性が不慣れな様子で3万円分の電子ギフト券を購入しようとしていたのを見て声をかけると、「パソコンがウイルスで故障し修理代が必要」などと話していたため詐欺を疑い通報しました。

【ファミリーマート基山宮浦店店長 野元要さん】
「自分の店から、そういう被害に遭うことがないというのが一番だと考えています」

また、佐川さんは「投資のため350万円を振り込みたい」と郵便局を訪れた80代の女性に詳しく話を聴き、これは詐欺であると説明して、振込みを思い留まらせたということです。

【鳥栖麓郵便局局長 佐川浩史さん】
「世間話をしながらそういった詐欺被害に会っている方が近くにいるということをお伝えしながら話をさせて頂きました」

県内のニセ電話詐欺の被害額は今年2月末時点で去年よりも約3000万円増えています。

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