防衛力強化の一環で政府は今年4月宮崎空港を特定利用空港に指定しました。
県は県民の空港利用に影響はないという考えを示しています。

政府は宮崎空港を含む全国5つの空港を特定利用空港に指定していて、平時から必要に応じて自衛隊や海上保安庁が円滑に利用できるよう滑走路の延伸などを進める方針です。

県議会一般質問では、県民連合立憲の永山敏郎議員が指定の経緯と県の対応を質問しました。

宮崎空港は国土交通省大阪航空局が管理しています。
宮崎空港を含む指定された空港では多くても年に数回程度の訓練が想定されると説明されていて県は「県民の空港利用に影響を及ぼすものではない」と見ています。
また、永山議員は有事の際に攻撃されるリスクを心配する声もあると述べました。

(河野俊嗣知事)
「様々な県民の声に耳を傾けながらしっかりと情報提供をしていく中で、そのような機会(説明会)が必要なのかどうか適切に判断していきたい。必要に応じてということになろうかと思います。」

県によりますと、宮崎空港での訓練の具体的な回数や内容などは国から説明を受けていないということです。

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