愛媛県久万高原町の女性が自宅に侵入された事件で、住居侵入の罪に問われている当時町職員だった男が、好意を寄せていたこの女性の自宅に5回程侵入していたことが、松山地裁で17日に開かれた初公判で明らかになりました。検察は懲役1年を求刑しました。

住居侵入の罪に問われているのは、元久万高原町教育委員会美川支所の高橋充将被告(43)です。

起訴状などによりますと高橋被告は2月14日、町内の30代女性の自宅に合いカギを使って玄関ドアから侵入した罪に問われています。

初公判で高橋被告は起訴内容を認めました。

検察は、高橋被告が女性に一方的な好意を寄せていて性的欲求を満たすため、去年の春ごろに職務上入手した合いカギを使い、起訴された内容以外に5回ほど女性の自宅に侵入を繰り返したことを明らかにしました。

このうえで「犯行は大胆で悪質であり、安心であるはずの自宅に侵入された女性の精神的な苦痛や打撃は極めて大きい」などとし、懲役1年を求刑しました。

これに対し弁護側は「高橋被告の妻が監督を約束し、懲戒免職されて社会的制裁を受けている」などとし、執行猶予付きの判決を求めました。

判決は5月8日に言い渡される予定です。

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