静岡県内は6月18日、全域で雨となり、沼津市や三島市などに避難指示が出ています。東部や伊豆では夜のはじめ頃まで雨が続くとみられ、気象台は土砂災害に厳重な警戒をするよう呼びかけています。

こちらは静岡県沼津市大岡で午後0時半頃に撮影された映像です。

道路が見えず川のように水が流れていました。

こちらはバスの中から撮影された映像です。

ガード下をくぐるバスの横からは、滝のように水が流れています。

18日の県内は、低気圧や前線に向かって温かく湿った空気が流れ込んだ影響で各地で大雨となり、降り始めからの雨量は伊豆市天城山で306.5ミリ、伊豆市湯ケ島で304.5ミリ、熱海市網代で255.5ミリを観測しています。

これまでに沼津市や熱海市などあわせて8つの市と町に避難指示が出ています。

南伊豆町では自宅の倉庫に水が流れ込んだ人などが避難所となっている役場に避難していました。

避難者:
庭の方に水がどんどんどんどん押し寄せて、いろんなものが浮かび出して、その辺にあった物が。子供も休みでちょうど来ていて、同報無線もあり避難した方がいいよねって

気象台によりますと、すでに雨のピークは過ぎたものの伊豆を中心に夜のはじめ頃まで雨が続くとみられます。

気象台は引き続き土砂災害に厳重な警戒をするとともに、河川の増水や氾濫に警戒するよう呼びかけています。

大雨は交通機関にも影響を及ぼしています。

JR東海は雨が規制値に達したとして新幹線ではこれまでに二度、静岡県内を含む一部の区間で運転を見合わせました。

男性:
明日仕事で行かなきゃいけないので、前乗りだったんですけど、前乗りできないと間に合わないので大丈夫かなと

女性:
夕方に東京に行く用事があって、今また止まっちゃって、再開のめどが立ってないということで、相手の方にキャンセルとも言えない状態で困っています

また、東海道線では午後3時半頃から約4時間にわたって熱海~東田子の浦間で上下線の運転を見合わせました。

JR東海は急な運転見合わせや遅れが発生することもあり、最新の運行情報を確認するよう呼びかけています。

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