■裏金問題 世耕氏は1542万円不記載で自民離党

政治資金問題を巡り、自民党を離党した世耕弘成理事長の解任を求めて、近畿大学の教授らが会見を開きました。

自民党の参院幹事長だった世耕弘成議員は、おととしまでの5年間で派閥からのキックバック総額1542万円を収支報告書に記載しなかったとして「離党勧告」を受け、すでに離党しています。

■世耕氏の近大理事長辞任を求める署名 5万人以上集まる

これを受け、世耕議員が理事長を務める近畿大学の教職員らは、理事長の辞任を求めてオンラインでの署名を実施。

その結果、集まった5万人以上の署名を、教職員らは提出しようとしたものの、大学側は受け取りを拒否したため、教職員らは改めて世耕理事長の辞任を求めました。

■「一番大きな問題は理事長側が受け取らないと言ったこと」

【近畿大学文芸学部・阪本洋三教授】「一番大きな問題はこれだけ多くの声を理事長側が受け取らないと言ったこと。多くの良識のある方々の声を世耕理事長には真摯に受け止めて聞いていただきたい」

教職員らは今後も引き続き署名を受け取るよう理事長側に求めていきたいとしています。

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