梅雨前線の北上に伴い、県内では21日未明からから明け方にかけて大雨となるおそれがあり、長崎地方気象台は警戒を呼びかけています。

九州南部から日本の東に伸びる梅雨前線が今夜には北上し、前線上に低気圧が発生する見通しです。

梅雨前線や低気圧に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、県内では大気の状態が不安定になる見込みです。

21日正午にかけて予想される雨の量は、多いところで1時間に南部・北部と五島で70ミリ、24時間では南部・北部と五島で180ミリと予想されています。

前線の活動がさらに強まると警報級の雨となるおそれもあり、気象台は警戒を呼び掛けています。

KTN記者
「長崎市御船蔵町です。きのう斜面の一部が崩れたとみられています。現在もブルーシートがかけられていて、雨に打たれています」

19日午後8時すぎ「がけが崩れた」と住民から119番通報がありました。

消防によりますと30センチ幅のがけの石が屋根の一部に落ちましたが、ケガ人はいませんでした。

5月に発生したがけ崩れと同じ場所とみられています。

土砂災害や低い土地の浸水、河川の氾濫に警戒が必要です。

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