大阪市西成区で去年、知人男性にガソリンをかけ火をつけて殺害しようとした罪に問われている男が、初公判で起訴内容を一部否認しました。

須田信介被告(43)は2023年5月、西成区で知人男性の頭や顔にガソリンをかけて火をつけ、殺害しようとした罪に問われています。

男性は全治およそ3カ月の重傷を負いました。

20日の初公判で須田被告は「殺意があったことは違います」などと起訴内容を一部否認しました。

検察側は冒頭陳述で、「被告は被害者に好意を持っていたが、関係を拒絶され、付きまとうようになった。強い恨みを抱いて殺害を計画した」と指摘しました。

弁護側は「被告は被害者の顔に傷をつけてやろうと思っていて、殺すつもりはなく、傷害罪に留まる」と主張しました。

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