京都の高級ブランド「間人ガニ」の産地偽装事件を受け、京都府の漁協などが産地を証明するタグの管理方法などを話し合いました。

ことし4月、京丹後市にある水産会社の元役員の男(42)ら2人が兵庫県産のズワイガニに「間人ガニ」を証明するタグをつけて販売した疑いなどで逮捕され、その後、略式起訴されました。

男らは間人ガニのタグを不正に入手していて、26日、府の漁協や専門家らでつくる再発防止のための協議会ではタグの管理方法が話し合われました。

船ごとの通し番号が入ったタグを導入して番号から水揚げした船や漁港が確認できるようにすることや、漁業者がタグの管理簿を作り、漁ごとに漁協に報告することなどが検討されました。

協議会では11月の漁期までに再発防止策をまとめることにしています。

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