イギリスを訪問中の天皇皇后両陛下は、日本時間27日午後6時ごろ、バッキンガム宮殿を訪れ、チャールズ国王夫妻にお別れの挨拶されました。

日本時間午後6時前、両陛下は宿泊先のホテルから、国王に提供された車でバッキンガム宮殿に向かわれました。

国賓としての3日間の公式日程は、27日が最終日。

歓迎式典や晩さん会のあと、この挨拶のために26日はホテルにとどまり、体調を整えていた皇后さまも、陛下と共に出発されました。

滞在中の国王夫妻との面会はこれが最後。

歓談を終え正面玄関に出てこられると、チャールズ国王は「Take care of yourselves(お気をつけて)」と、カミラ王妃は「ぜひ私たちも日本を訪問したいと思っています」と挨拶され、両陛下を見送られた。

陛下は、40年近い交流があるチャールズ国王とお別れされ、皇后さまも、国王夫妻とチークキスを交わされました。

そして、国王夫妻に見送られバッキンガム宮殿をあとにし、滞在中の国賓としての公式行事を終えられました。

このあと両陛下は、子どもに関する施設を訪れ、日本とイギリスの小学生たちと交流されます。

午後には、陛下の希望により、ウィンザー城にあるエリザベス女王夫妻の墓を私的に拝礼される予定です。

28日は、おふたりがかつて学んだオックスフォード大学を訪問し、帰国の途に就かれます。

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