美容医療をめぐるトラブルの相談が相次いでいることを受け、厚生労働省は適切なあり方を議論する検討会の初会合を開きました。

脂肪吸引や脱毛などの美容医療の多くは、健康保険が適用されない「自由診療」のため、不適切な診療の実態が見えにくく、健康被害のトラブルなども増えています。

これを受け、厚労省は、専門家による検討会を立ち上げて初会合を開き、不適切な施術への対策や質の高い医療機関の見分け方など美容医療の適切な在り方についての議論を始めました。

検討会では、「実際のトラブルはもっと多い」との指摘もあり、ガイドラインの必要性を求める意見などもあがりました。

検討会は今後、問題や課題などについてヒアリングを行い、年内をめどに報告書をとりまとめる方針です。

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