福岡県北九州市の陸上自衛隊小倉駐屯地で、この春入隊した自衛官候補生の基礎教育が完了し28日、修了式が行われました。

修了式に臨んだのは、今年4月に入隊し小倉駐屯地で集団行動や銃の扱いなど、陸上自衛官としての基礎を学んできた21人の候補生です。

厳しい訓練もある基礎教育を1人も欠けずに修了した候補生に、佐藤靖倫司令は、使命を自覚し信頼される自衛官になるよう訓示しました。

日本を取り巻く防衛環境が厳しさを増す中、候補生はそれぞれに決意を新たにしました。

◆松園健由 候補生(18)
「同期と別れる悲しみはありますが、3カ月間みんなで頑張れたうれしさはあります」

◆吉田直生 候補生(18)
「いろいろな技能や知識を身につけて立派な自衛官になれるように頑張ります」

候補生は7月1日から陸上自衛官として各地の部隊に配属され、より実践的な技能を身につけるための教育訓練に取り組むことになります。

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