2023年1月、福岡市の博多駅近くで元交際相手の女性を殺害した罪などに問われた男に、福岡地裁は懲役20年の判決を言い渡しました。
住居不定無職の寺内進被告(32)は2023年1月、JR博多駅近くの路上で、つきまとい行為が禁止されていた元交際相手の川野美樹さんを待ち伏せしたうえで、包丁で何度も刺し殺害したとして起訴され、検察は懲役30年を求刑していました。
ストーカー規制法違反の成立が争点となる中、28日、福岡地裁は「被告が待ち伏せしていたといえるかについては疑問が残る」としながら、「被告が川野さんを追従した行為はストーカー規制法上のつきまといにあたる」とし、寺内被告に懲役20年の判決を言い渡しました。
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