小林製薬の「紅麹」の原料を使ったサプリメントとの関連が疑われる死者が、新たに76人いることがわかりました。
会社は、27日まで厚生労働省に報告していませんでした。
武見厚労相は28日午後、小林製薬の「紅麹」の原料を使ったサプリメントとの関連が疑われる死者が、新たに76人いると明らかにしました。
武見厚労相は「小林製薬の判断により死亡者数の報告をしなかったことは、極めて遺憾であると考えている」と述べました。
小林製薬は、これまで厚労省に死者の数は5人と報告していて、これとは別に、関連が疑われる死者の数について、27日まで厚労省に報告していなかったということです。
小林製薬は記者会見を開く予定について、「現時点で未定」としています。
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