北海道江別市の路上で、男性が車の窓枠をつかんだ状態で、発進させ、けがをさせたとして、江別市に住む自営業の79歳の男が傷害の疑いで逮捕されました。
事件があったのは、江別市野幌代々木町の白樺通りの路上です。
男は6月30日午後8時30分ごろ、51歳の会社員の男性が車の運転席ドアの外側に立ち窓枠などをつかんでいることを認識しながら、車を発進させて転倒させけがを負わせた疑いがもたれています。
男性は、右ひじと右ひざ、右肩、右腹部を打撲するなどの軽傷です。
警察によりますと事件直前、男と被害者の男性は交通事故を起こしていて、被害男性が、車から降りて話しに行ったところ、そのまま車を発進させたということです。
男は、窓枠などにつかまった男性を、約20メートル引きずり、交差点で左にハンドルを切って、男性を道路側に振り落としました。
車はそのまま逃走しましたが、目撃者が車のナンバーを覚えていたため、警察が男を呼び出し、取り調べの結果、緊急逮捕しました。
警察の調べに対し男は事故の事実は認めていますが、「これは交通事故で、暴力は振るっていない。相手が勝手につかんできた。」と容疑を一部否認しているということです。
警察が男が車を発進させた理由など事件の経緯などを詳しく調べています。
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